デザイン思考は「思いやり」
「デザイン思考」をビジネスのフレームワークとして捉えるとなんだか難しそうに聞こえるかもしれません。でも、デザイン思考を「思いやり」と解釈すれば、それほど難しいことではないと思います。
皆さんも日常でいつも思考していることです。
相手の身になって考える事がデザインの基本、同時に信頼の基礎になる。
相手が何に困っているだろう。相手の使いやすさ、理解しやすさを徹底的に考える。良いデザイン、良い商品が信頼されるのはいかに相手の身になって考えているかです。
「誰もが日常で感じたことのある小さな不便」
例えば、下着のタグがチクチクした事ないですか?
ユニクロのエアリズムにはダグがありません。
カフェで仕事したいと思った時、スタバを選ぶ理由は、コンセント・Wi-Fiが完備されていて仕事の邪魔にならないBGMがあるから。
そんな日常で選ばれる理由がデザイン思考です。
デザイン思考の最初のステップは「共感(Empathy)」です。
これは単に相手を理解することではなく、“相手の身になって考える” ことです。
私が知っているデザイン思考を実践しているコンサル会社は、入学希望者が減少の一途を辿る大学の職員室に1ヶ月間寝泊まりして改善策を導き出したそうです。
デザイン思考=思いやりの構造
• 共感(Empathy)=相手の気持ちを感じ取る
• 定義(Define)=相手の本当の課題を整理する
• 発想(Ideate)=相手が喜ぶ方法を考える
• 試作(Prototype)=相手に試してもらう
• 検証(Test)=フィードバックをもらう
良いサービスや商品は、「この人(企業)は自分のことを分かってくれてる」と感じられるかどうか。
それが“信頼”に変わる瞬間です。
使う人の感覚を尊重している=思いやりこそデザインの基本なのです。
著書「クリエイティブ・マネジメント」がaudibleになりました。